2024/07/29
看護学科 社会貢献

看護学科地域貢献活動委員会が、小学生向けの車いす体験イベント「みるみるたのしくなるね!はじめての車いす」を開催

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 看護学科地域貢献活動委員会では、2024年7月20日(土)に新宿キャンパス基礎新館にて、新宿ふれあいの会*との共催イベント「みるみるたのしくなるね!はじめての車いす」を大盛況のうちに終了しました。

 今回で3回目を迎えるこのイベントは、小学生を対象に、車いすの利用体験を通して障がいを知り、考えることで、住民間のより良い理解と多様な人々が暮らしやすいインクルーシブな地域づくりを目的として開催しております。小学生21名をはじめ、総勢41名の参加をいただきました。今回は、定員20名に対し、3倍以上のお申し込みがあり、一部の方にはお断りせざるを得ないほどの人気ぶりでした。

 当日は、参加した子どもたちがさまざまな体験を通じて大いに楽しみながら学ぶことができました。まず、車いすに乗って買い物体験を行い、車いす利用者が普段行っている買い物がどれほど大変かを実感しました。続いて、電動車いすを含めた車いす体験では、操作の難しさや乗り心地を体験し、車いす利用者の視点を理解しました。ボッチャ体験では、みな笑顔で競技に参加し、大いに盛り上がりました。最後はそれぞれの学びを書いたメッセージカードを「学びの樹」に貼り、学びの樹に立派な実を結びました。アンケートには「車いすにのりながらボールを投げるのがむずかしかったです」、「すごくたのしくてもう一回やってほしいです」という子どもたちからの声や「親子ともにとても良い経験になりました。車椅子で生活している方の気持ちや不便さが少し理解できたと思います」という保護者からのお声をいただきました。

 看護学科地域貢献活動委員会として、今後も地域社会の一員としてのインクルーシブな地域貢献活動の機会を作っていきたいと思います。最後に、猛暑の中、参加してくださった皆様、新宿ふれあいの会をはじめ、ボランティアとして参加してくださった学生、看護学科教員、アドミッションセンターの皆様に感謝申し上げます。(看護学科地域貢献活動委員会)

*新宿ふれあいの会:「障害があっても、生まれた地域で自分らしく生きたい」と障害者当事者達が集まり1985年発足。地域共生社会の実現に向け、地域の人々と交流等を通し啓発活動を行っている。

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